出会いカフェにくる女たち、群がる男たち
「出会いカフェで出会った女」
私が、出会いカフェで出会った女性の多くは、20代から30代でした。まれに40代前半の人もいました。
出会いカフェによっては、30代以上の熟女を売りにしている店もあるようです。
男の趣味も色々いますから、若い子よりも熟女が好きな男もいるのでしょう。
20代の若い女性が多く座っている中に、40代以降の女性を見かけることがありますが、少し残念な雰囲気です。ほとんど男性から声をかけられずに、寂しそうな雰囲気が
漂っているのです。
昔古典の授業で、「一人の女性が、歳を重ねるごとに男に買われる値段が下がっていく」というようなせつない話を聞いたことがあります。
若さには勝てない残酷な現実をみることがあります。
女性の属性は、大学生、大学院生、フリーター、キャバクラ嬢、風俗嬢、会社員と様々います。
会社員といっても、民間企業のOL,介護士、アパレル関係、SEと幅が広いです。
プロのダンサーもいました。さすがにスタイルは抜群でした。
ただし、「自称~」というのもあるので、本当かどうかはわかりませんが。
曜日や時間帯によっても構成は変わりますし、たまにしかこない女性もいわけですから、日々状況は変わるかと思います。
いちいち聞くことはありませんが、雰囲気的に独身の女が多いのかもしれません。
30代半ばの主婦とも話をしたことがありました。子供はいなく、夫は仕事でほとんど家にはいないとのことでした。
「私の人生だもの。好きにしているの」という言葉でみつめられました。髪の毛がきれいで、セクシーな唇。三十路女の色気にドキドキしてしまいました。
出会いカフェに来る女性の目的は、おこづかい稼ぎがほとんどだと思います。
お茶や食事に付き合っておこづかいをもらう女を通称「茶飯女」と呼びます。
1、2時間デートするだけで、5,000円ほどもらえれば、確かにおいしいと思います。しかも、おいしいご飯を食べることもできます。
割り切った大人の関係でおこづかいをもらう「割り切り」もあります。男性が出会いカフェに来る主な目的がこれかもしれません。
私が出会った中ですごいなと感心したタイプが、「なんでも屋」です。
お茶、食事、カラオケ、ボーリング、ダーツ、割り切り等、男の要望にはなんでも応じます。
しかも、Hなサービスは、口だけならいくら、最後までならいくら。最後までするにしても、時間と回数で値段を細かく設定しているという。まるで風俗とかで設定されているようなイメージです。
「風俗の個人事業主」のようにたくましい限りです。
本当の出会いを求めてくる女の子は、まず皆無といってもいいかもしれません。
店員が、「新規のお客様です」と言うと、男たちが色めき立ちます。トークをするために、じゃんけん大会になるのを見たことがあります。おっさんたちが必死の形相をしてじゃんけんをしている姿にドン引きしてしまいました。
新規の女の子だからといって、その店が新規なのであって、出会いカフェ自体は初めてとは限らないのですが。その時の新規の女の子は、妙に落ち着いてみえました
。
出会いカフェには、「なんでも屋」のようなプロの女もいますが、ごく普通の女の子もいます。
とにかく色々な子と話してみることではないでしょうか。
マジックミラー越しに見るのと、実際に話すのでは印象が違いことが多いです。
見た目きつそうなイメージの女性が、すごく優しくていい人なんてこともあります。
「群がる男」
出会いカフェは、男性がいる部屋と女性がいる部屋が入り口で分かれていたり
します。
不思議に思うのですが、スマホを見ていたり、女性をジロジロと眺めているだけの
男性が多いという事実です。確かにミニスカートの女性もいますし、「わざとパンツを
見せているのでは?」と思える子もいますが(笑い)
男性も女性と同じように様々です。かなり年配の方もいます。
若い女性と話すのが怖いのかもしれません。でも、あまり自分の年齢は気にしても
仕方がないのではないでしょうか。開き直りが必要です。
見ているだけであれば、女性に冷たくされて傷つくというリスクは
ないですが、リターンも得られません。ガンガン話すべきです。
昔、ある知人が名言を言いました。
「ナンパは、ローリスクハイリターンだ。だって断られたって、2度と会わないから」
その心境でオッケーです。
せっかく多くの女性と話せるチャンスがあるのにただ見ているだけというのは
もったいない気がするのは私だけでしょうか?